今日のサザンビーチ と今日の放射線量

今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は37〜39で推移していたようだ。

アメリカからの報道によれば、オバマが広島でしゃべることは、かなり“個人的なこと”になるだろう、だそうな。つまり核軍縮を訴えてノーベル賞もらったレイムダックのプレジデントが、うっかり被爆地の空気に呑まれ感傷的なことを言おうとも、それはステイツの公式な見解ではない、ということだ。

日本はいうまでもなく唯一の被爆国だが、つまり日本に熱核兵器を使用したアメリカ合衆国が、世界で唯一の加爆国である。ナチスも開発に着手したが、ヒトラーがあきらめた。日本も検討はしたが基礎研究で終わった。もちろん時間がもっとあれば、ソ連だってイギリスだって核兵器を手にしただろう。核兵器を手にしたか否かは、単に時間の問題だ。

しかし、核兵器は、それがどんなに大きな破壊力を持っていようが、ただそれが存在するだけでは、抑止力にはならない。核兵器がいま抑止力を持っているのは、アメリカがホントに人間相手に核兵器を使用したからだ。1回だけなら、まだ判断の誤りだたっという言い訳もできた。いやー、こんなエゲツナイことになるとは思わなかったんだよ、とか。しかしアメリカは、広島の結果をつぶさに観察したうえで、長崎に2発目を落とした。うわー。こんなモン、ホントに使うヤツが、この世界にいたのか。と、広島で驚いたところに、2発目が長崎に落とされて、世界のみんなは、心の底から理解した。戦闘なんか1mmも関係ない人間が何十万人も日々を暮らす都市の上に、明確な意図をもって、核兵器を落とせる国家が、戦争指導者が、地球に存在することを。

いま世界に核保有国が何カ国あろうが、一発あたりの破壊力がどれほど大きくなろうが、その総数で地球を百回滅ぼすことができようが、そんなことはどうでもいい。そのもたらす結果を知った上で、人間の上に落とすヤツがホントにいる、ということが抑止力なのだ。そして、いま世界の軍事力をバランスさせている抑止力は、広島と長崎で焼かれた無辜の30余万人の犠牲の上に成り立っている。オバマは、そこまで踏み込んで、自分の心を見せるだろうか。

Author: shun

2 thoughts on “今日のサザンビーチ と今日の放射線量

  1. なるほど、「実績」 がないと抑止力にならないとはご明察。
    相互破壊検証のような軍事バランスを成立させる、というのはまあ現実世界の必要悪でしかたない面もありますが、
    せめて これはヤバイ兵器、すごく使いにくい兵器だから二度と使っちゃいかん、という方の抑止力になることを祈るばかりです。
    しかしオバマの広島演説は、日本では概ね好意的に受け止められてますが、なんだか国連でのきれいごと演説みたいで白けました。

  2. 婆裟羅大将さん:
    モノの実績ではなく、人間の実績、ですね。うーん。悲しいことに。演説はまあ、言うまでもなくよくできた作文でした。そこらのblogに誰かが書いてそうな、他人事のような「感想」でしたね。でも、現役の合衆国大統領が爆心地に立ったことに、ワタクシは小さな希望を見ましたよ。

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