画像処理の違い

地球には流れてたり絶えず動く空気の層があるから、そこを通してモノを見ると、像がユラユラ揺らぐわけだ。まあ、地域の差はめっちゃでかいわけだけど、基本的に日本はダメである。それでも何枚かの写真を重ね合わせて補完し、さらにウェーブレット処理を行えば、あら不思議、アイピースをのぞいてて、たまに一瞬、チラッ、チラッと見える鋭像だけのような写真や、あるいはもはや目では見えなかった模様まであぶり出されたりするわけだ。
まあ、ふつうは動画を撮って、数百とか数千とかのフレームをスタックするわけだけど、スチール写真10枚でも効果があるそうな。というわけで、1250mm手持ちでパシャパシャ30枚撮ったのをスタックし、ウェーブレット処理したのがさっきの写真だけど、その処理の加減が難しいんだよなー。

スタックしてないしウェーブレットかけてない、ただの1枚写真にアンシャープマスク一発。ナチュラルでいい感じだけど、やはり寝ぼけている。

2〜4のレイヤーに20〜25くらいかけてみたらこんな感じ。自然と言えば自然だが、一枚物とほとんど差がないような気もする。

全レイヤーに20〜25くらいウェーブレットかけると、おお、カッキリしてくるけど、しかしザラザラになっちゃうのだ。ていうか、1枚モノにアンシャープマスク3〜4回かけるとこんな感じにもなるので、結局はスタックする効果を出すにはそもそもの枚数が不足しているのかも。

Author: shun

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