D-18V、帰還


メインで使ってるD-18V。以前も一度、大げさに言うと指板がS字カーブになっちゃってネックのリセットという大修理をしているが、それがまたなっちゃった。そうなると、ある場所に合わせてネック寝かせると別の場所で弦がビビり、そっちに合わせてネックを起こすとすんげー弦高が高くなって弾きにくくなっちゃうのだ。またなった、ていうか、そもそもそんなことになっちゃうって段階で、このネックの木材がハズレだったっちゅーことである。で、他もクソなら捨てようもあるしそもそもそんなの買わないわけだけど、音そのものはとーっても良くて気に入ってるから、結局修理するしか道がなくなっちゃうのだ。そもそもコイツ、5月アタマにちょとF田さんに診てはもらったんだけど、実はトップの割れをはじめとして、あっちこっちにいろいろ問題があってまさに満身創痍。フレットもすり減ってるしなあ。ということで再入院させてたのがようやく帰ってきたのだった。というわけで、備忘録としてメモ。
<修理内容>
フレット交換・SBB-23
指板修正 16″R
ナット交換・牛骨
ネック調整
バックブレイシング3ヶ所剥がれ→接着
トップ版サウンドホール脇(指板エンド部)両側ひび割れ→接着・裏側クリートパッチ
側板2ヶ所ひび割れ→接着・クリートパッチ(1ヶ所はライニング財をカット後パッチ接着)
マーチンの指板Rは12″Rなんだけど、この個体は16で、おそらく前のネックリセット時に変更したんじゃないか。サドルも16″Rなんで16″Rで仕上げたよ、というコメントが付いていた。へー。前の修理者(Rさんだよねw)、ナットもサドルも加工したんだろうか。そうかもしれないが、そうとも思えない気もする。指板のRって、18も18Vも同じなのかな。ネックのシェイプも違うちゅーから、指板も違ったりしないのかな。誰か知ってたら教えてください。

Author: shun

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