今日のサザンビーチ と11自治体税収減!?


今日朝9時の線量は45nGy/h。この24時間は44〜46で推移する、安定した天気の日のパターン。やたらあったかくなったけど、ホントかな。信じていいのかな。きっとまた寒くなったりするんだろうなあ。まったく体調管理が大変だよねえ。
そういや原発が立地するのは日本に13道県あるわけだが、そのうちの11道県が、「核燃料税」の原発関連分について歳入計上を見送ったそうな。動いてない原発からカネは取れないシステムなんである。つまりカネが欲しけりゃ一緒になって原発動かせっちゅーことである。逆から見れば、動いてない原発は1円もカネを生まないのに維持費は稼働時並みにかかるわけなんで、そんな状態の電力会社を優遇する税制になっとるんである。コレは去年の夏にも書いたけど、「電源立地地域対策交付金」だって、福島第一がぶっ飛んで原発事故の国際評価尺度がレベル7になった翌日に、こっそり”動いてない原発にはカネを出さない”発電量基準に変えられた。つまり原発がぶっ飛んで腰が引けちゃうであろう他の原発立地自治体に対して、キッチリ脅しをかけてるんである。ワシがなにより驚いたのは、あんなドサクサのときに、そんなことにまでアタマや手が回るヤツがいつということだ。原発の稼働継続と増設が、逃げまどう被災者や予断を許さない福島の原発4基より大事な人間がいたということなんだよなあ。
13道県の11道県が見送った核燃料税の計上、残る2県のひとつ、福井は昨年11月より、停止中の原発にも出力に応じて課税する方式を導入。もうひとるの青森も同様の条例を制定し、4月施行に向けて総務省と協議しているそうな。経産省出身で北電べったりの高橋はるみ知事は「とても計上できるような状況にはない」とか北電の人間のようなことを言ってる一方、福島は「全原発廃炉を宣言しており核燃料税の再計上は考えられない」と、まっとうなコメントを出してるのだった。

Author: shun

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