なんだCASIO、やればできるぢゃないか。


諸事情により腕時計ゲット、である。思えばあれは2010年6月、ミルスペックを誇るはずのルミノックスがわしの寄せてた信頼性を道連れにあっさりと壊れ、もっと頑丈なのを探してCASIOにしちゃあ文字盤も見えるのでSKY COCKPITちゅーのをに買って、過不足なく使ってきたわけだけど、茅ヶ崎ジャンボリーの買い出しだか会場だか、とにかくクルマであっちゃこっちゃウロウロやってるときに、どっかいっちゃったのだ。で、しょうがないのでその前から使ってるLuminoxを使ってたんだけど、先日の日曜の午後、見たら針が止まってるのだ。電池が切れたなら、その1週間くらいまえから秒針が4秒ごとに動いたりするはずなんだけど、そんなの気がつかなかったなあ。てこたー電池じゃない理由で死んだのかもしれない。となると修理は面倒だ。まあ、もちろんいきなり捨てたりはせず、とりあえず電池を換えてみるつもりではいるけど、ちゃんと換えると正規品でギャランティーカードがあれば「電池交換&防水テスト」で4,800円(税別)で、たぶん一ヶ月くらいかかる。ダイビングなんかしないし、ネジ締めりゃ生活防水くらいにはなるだろう、という判断で、オウンリスクで自分で換えちゃう手もあるが、さすがに時計用の電池だからいつもの2032じゃないだろう(笑)し、開けて取り出して型番を調べ、それから電池を探しにいくことになる。どっちにしろ、その間、時計はない。そして前にも書いたが、いまさらデカオモ金属時計(持ち物自慢じゃないけど、まだ引き出しにゴロゴロと……)を腕にはめるのも気が重いしなー。うーん、じゃ、まあ、どうでもいいような安いのをそれまでのツナギ&以降のスペアとして買っとくか、なんて思ってダイクマ行ったら、おやや、カシオとは思えない高額だけど、カシオのくせに、アナログでしっかり文字盤と針が見えるヤツ、あるぢゃないか。まあ、このベゼルのステンレスの色の合わせ方だとか、インデックスの周囲が青く反射することとか、夜間照明がまるでアタマ悪そうなクルマが車体下を光らせてるみたいな色だとか、相変わらずの趣味の悪さには辟易するものの、パッと見たときしっかり時間がわかる、という点は合格である。となれば、アホほど頑丈だし、太陽電池で動くし、電波で時刻を合わせてくれるし、道具としてはオッケー。さらにこいつは20気圧防水に加え、PRO TREKのシリーズのように気圧に温度に方位まで計測できちゃうのが便利。カシオ、もしかしたらデジタル売りたくてアナログはわざと見えにくく作ってるのかと思ってたけど、なーんだ、やればできるメーカーだったのだ。

Author: shun

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