今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
川内原発は鹿児島県薩摩川内市。長崎は九州北部だからかなり離れてるのかと、九州の地理がわかってないワシは思ってたけど、改めて地図を見ると、熊本県の天草を挟んだ海の対岸というか、南南東にわずか100kmちょいしか離れていないのだった。ちなみに茅ヶ崎から1Fまで、直線距離にして275kmである。
1Fから100kmというと、南へは日立市のちょい南、西へは福島県の喜多方、北へは仙台のちょい北である。ついでに空間放射線量は、茅ヶ崎が0.039のとき、同時刻に日立市久慈で0.061、喜多方は、これは高くて私立堂島小学校で0.145、仙台市では0.043である。
そんな長崎に、70年前の今日、観測機が見下ろすなか、圧力や気温などを記録するラジオゾンデ3基とともにファットマンが投下された。リトルボーイが高濃縮ウランを使ったガンバレル型だったのに対し、ファットマンはプルトニウムを使ったインプロージョン型。意図は明白である。実際の都市、実際の人間で、複数の核実験がしたかったのだ。
8月7日のBLOGOSに、ウォールストリートジャーナルのコラムの翻訳が載っていた。タイトルは「原爆投下を神に感謝」である。てっきりアイロニーでそう書いてるのかと思って読んでみたら、もしかしたら翻訳がおかしいのかもしれないし、そもそもワシの読解力にも問題があるわけだけど、どうやら本気でそう思って書いている記事だった。”筆者のブレット・スティーブンスはWSJ論説室の副委員長”とあるし、こういうのが表に出てくるということは、アメリカでは蒙昧な大衆だけではなく知識階級も、こういう認識でいるということだろう。もう、この記事に対してなにかモノを書く気はない。それさえもイヤだ、という記事だ。
こういうのを読むたびに、日本は、とっとと戦後を終わらせるべきだと強く思ってしまうのだが。

Author: shun

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