今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
1Fの汚染水を食い止める目玉として東電が工事してきた凍土壁が完成したが、逆に汚染水が漏れ出す恐れがあるとして、規制委が凍結開始を認可しない。経産省主導で税金も350億くらい突っ込まれている事業だが、環境相管掌の規制委が当初から問題を指摘し続け、完成したいまも折れない。サブドレンでも地下水流乳は減らせていないし、海側遮水壁も、逆に汚染水が増えて汲み上げ量も増え、貯蔵タンクを増設する必要に迫られることになった。まあ、ちょいと強い雨が降っただけで、汚染水を海に垂れ流しちゃう程度の技術力と覚悟でことに臨んでいるわけだから、やることがちぐはぐで、結果が出ないどころか裏目に出てばかりなのも当たり前だが、規制委の言うように敷地内の地下水水位が下がり、建屋の高濃度汚染水が地中に流れ出すというなら、それを敷地内で完全に遮断した上で、そいつを汲み上げて保管するのが最適な汚染流出防止のような気がするなあ。って、汚染を敷地内で遮断する能力が東電にないから、規制委が心配しているのか。
