今日朝9時の線量は0.044μSv/h。そしてこの24時間は38〜47で推移していたようだ。ピークは今朝の6〜8時。

ナニを思ったか復興庁が「福島フードファンクラブ」なるものを立ち上げるんだそうな。“県産品のインターネット販売や生産者の新商品開発支援など一元的に取り組む”んだそうだが、すでに原発ぶっ飛びから5年以上が経過したいま、本年度中にも設立するなんて言ってる段階で、もう終わってるよなあ。
効果的な風評対策が見いだせない、というのも当たり前で、それは被害が風評ではないからだ。もちろんワシは福島の農産物が汚染されていて、それを食べると健康被害が出る、と言っているのではない。福島の農地が、それなりの量の核物質で汚染された、という事実の話をしているのだ。
原発がぶっ飛んだ。放射能が撒き散らされて、農地が汚染された。となればあとは、それをどう考え、どう判断するかは、消費者の勝手だ。ものすごく極端な例えだけど、福島の米かー、うーん、政府は大丈夫だつってるし基準値はクリアして出荷してるけど、なにもわざわざリスクある米を買う必要はないよなあ、富山のコシヒカリを買うか、と判断するのと、北海道の米かー、うーん、寒いし夏は短いし、あんなところの米はおいしくないだろうなあ、新潟のひとめぼれにするか、とか思って買わないのも自由だ、というのと同じことだと思うのだ。
もちろん福島の美味しいコシヒカリやひとめぼれを喰ったって健康被害は出ないだろう。北海道には、ゆめぴりかとかななつぼしとか、これまた美味しい米がいっぱいあって、買わないと美味しいご飯を食べ損なうわけだけど、そういう損をすることも含めて、消費者の勝手なんである。
北海道が寒いのは、誰が悪いわけでもない。北海道の人はそれを克服し、美味しい米の品種を作り上げた。しかし福島に放射能を撒き散らしたのは、人間である。ちゃんと犯人がいる。消費者が農産物を選ぶ上での、ネガティブな要素が人為的に生み出されたわけだ。それを理由に消費者が農産物を忌避するのは消費者の勝手であって、“健康被害がないという正しい知識を持っていないのが悪い”みたいに、買わない消費者を責めるのは筋違いだろう。そして買わない人がいる、ということは風評ではなくて、リッパな実被害なんだから、落ち込んだ売り上げ分を、犯人に賠償させればいいのだ。