裁判日記 その三

裁判日記 2019年11月8日

もう2年もたつのに、わたしの離婚などというプライベートな、しかも世の中的にはまったくもってどうでもいい話に関して、いまだに茅ヶ崎の界隈では色々言われているそうな。

というか、もちろん2年以上前から、あることないこと、じゃないな、ないことないこと色々言われてるのは耳に入ってた。でも、コッチもヒマじゃなし、そんな低レベルの戯言にいちいち同じレベルまで降りてって反論するのもバカバカしいと放置してたら、どうやらアッチの周囲には、一方の話だけを真に受けちゃうオマヌケな連中が少なくなかったようで、いまだに面白おかしく話題にされてたり、なかにはスポークスマンのようにウワサを吹聴して回ったりしてる輩もいるそうな。いまだに。

しかもこのバカバカしい一件は、2年も前のことなのに、信じられないことにいま、訴訟に発展している。この11月末あたりに、何度目かの弁論準備が横浜地裁で行われる。しかもどういうわけか、被告はわたしではなく、Mさん(原告が名指しで実名あげてFacebookに書いてんだから、いまさらイニシャルにする必要も無いわけだが)。わたしは“訴外”である。

やっぱあの、Facebookに書かれた直後に、キッチリ、アホでもわかる言葉で、反駁しておくべきだったか。

というわけで、もう遅きに失した感は否めないけど、ここでいくつか、事実を日記に書いておこう。

1.そもそも、別れてくれと、数年前から、わたしに何度も言ってきてたのはアッチである。
2.最終的に離婚を合意した理由は、アッチが、自分名義のマンションをわたしに相続させないためである。
3.離婚に合意後、2017年夏頃には、円満に、離婚後の生活について建設的な話し合いが進んでいた。
4.アッチが自ら離婚届を用意したので、わたしは2017年7月末、法事で京都の寺へ行った際、市役所出張所で戸籍謄本を取得した。
5.ところがある日突然、アッチが話し合いの話題にまったく関係のないMさんを引っ張り出し、Mさんと別れないと離婚に応じない、と言い出した。
6.同時に、Mさんに対しては、見当違いのメールやSNSのメッセージを頻繁に送ったり、午前3時に電話をするなど、嫌がらせを開始。
7.もちろんこの離婚にMさんはまったく関係なく、そもそもはアッチ側からの離婚の要求にわたしが応えただけのことだったが、それでもさんざん話し合ったところ、アッチは財産分与名目の金銭を要求。
8.理不尽ではあるものの、やむを得ずわたしが要求の金銭を用意したら、今度は数ヶ月放置。
9.別居から5ヶ月後、アッチから突然離婚に応じると連絡があり、要求された金銭を渡して離婚が成立したら、アッチは、今度はMさんへ弁護士から慰謝料を要求。Mさんは当然、弁護士経由で事情を説明するとともに支払いは拒否。
10.2度目の要求を拒否されたアッチは、横浜地裁へ提訴。要求は

   訴訟物の価額338万8000 円
   貼用印紙額2万2000円

しかも、興信所費用108万円含む(笑)。

それにしても、かわいそうなのはMさんだ。なんの関係もない、他人の夫婦の離婚話のはずなのに、いきなり縁もゆかりもないアッチから脅迫まがいのメールやメッセージや深夜の電話などの攻撃を喰らい続けて、このあたりは書くのを控えるけど、まさにPTSD状態。さらに、弁護士経由の理不尽な要求に対して弁護士経由でキッチリ事情を説明したにも関わらず、とうとう被告にされちゃった。被告人になった気持ち、あなたにわかる? 挙げ句の果てには、一部では「訴えられて当然のことをしたんでしょ」とまで言われてるんだとか。

今回提出する、わたしの陳述書の冒頭は、こうである。

1 はじめに
今回,被告の  Mさん(もちろんココ実名)  が,私の元妻である原告から訴えられているということですが,私の紛らわしい行動でMさんにはご迷惑をおかけして申し訳ない気持ちです。

もちろん、誰が誰のどういう噂話しようが、まったく自由で、ただその人の品格がどうなのか、という問題だけなんだけど、これ読んでる人がいたら、お願いがあります。人を悪く言うなら、その前に、せめて話は、両方から聞きましょうね。てゆーか、そもそも他人の離婚話なんか、1mmも興味ないのがふつうなんだけどね。

Author: shun

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