V70にドラレコを付けたよ

そろそろ標準装備化と、事故時の映像提出の義務化でも法制化されんじゃないか、という感じのドラレコ。現状では、都合が良ければ出せばいい、悪きゃシカトできるという、とてもステキな武器である。付けない手はない。と思いつつ、ずっと放置してたんだけど、とうとう付けたよ、というそれだけの日記だ。

しかし、実はワシ、ドラレコの歴史は古い。なんといまから15年も前の2007年に、つい先日手放したS124の230TEに装着したのが、その皮切りだ。
当時はドライブレコーダーなんて、大手運輸会社などがバスや大型トラックなど一部車種に搭載していたくらいで、一般にはヒコーキのフライトレコーダーのような印象の、ちょいと特殊な装備だった。そんな、大きく、あまりに高価だったなドラレコを、あるベンチャー的な企業が、なんとコンシューマー向けに3万円を切る価格で売り出したから、ワシは発売されたのを真っ先に購入し、取り付けたんである。ま、当時はA新聞にグッズ紹介コラムを連載してたので、そのネタだったわけだけど、結局そのドラレコを、つい先日まで15年も使ってたわけだ。
まあ、あのころのデジカメ技術で、しかも廉価だから性能はもちろんそれなりで、記録されるデータは、クルマに衝撃が加わったときの、衝撃の約15秒前〜衝撃後の約5秒間だけ。画質も少し離れたらナンプレを判読するのはキツイかなー、といったレベル。でも、こっちが青信号なのに、とか、こっちが止まってたのに、とか、そういうのは十分わかるから、当時としては画期的な商品だった。

ところでその黎明期のドラレコ、いまはどんな製品に進化したのかな、と思って調べたら、常時録画機能を加え、広角レンズに赤外線ランプ付(車内撮影用らしい)のサブカメラがオプションに、というところまで、同じカタチのままで進化したところで、どうも会社自体がなくなってしまったようだ。このドラレコ大隆盛のいまを思えば、うまくすりゃ大メーカーにもなれたフロンティア企業だったと思うんだけど、どこで転んだかなあ。やっぱ最後まで変えなかったらしい、その商品名がよくなかったんじゃないかなあ。だって、パパラッチ、だもんな。

Author: shun

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