太陽用撮影用フィルター完成

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用意していたのはバーダープラネタリウム社のAstroSolarセーフティーフィルムである。見た目はキラキラしたアルミ箔のようなもんだけど、これがND5(1/100,000、つまり太陽の光を99.999%減光する)性能の高品質フィルターなんである。だいたいA4サイズくらいで2800円。余った部分は、別の望遠鏡だとか望遠レンズなどに使ったりできるし、これはND3.8の撮影用じゃなくてND5の眼視用なので、日蝕メガネを作ったりもできる。いまどきの望遠鏡とデジカメなら、ND5まで減光しても、1/250とか1/500のシャッタースピードが切れちゃう。
てなわけで、フィルターはこれでいいんだけど、これはわずか0.012mmというぺらぺらのフィルムなので、コレを望遠鏡の前に取り付ける算段をしなければならない。ホントは黒いボール紙でも用意するつもりが買ってくるの忘れたし、今日を逃すといつまた作れるかわからないので、手近にあった段ボールでエイヤと作っちゃった。フィルターはピンと張ってはいけなくて、多少ユルいのがいいらしいけど、そういうふうに張る方が難しい。いちおー、この上から補強もかねてもう一枚段ボールが巻き付く二重構造(笑)。フードの外のフードなんかたぶん不要だけど、置いたときに直接フィルターが触れないように短めのフード付き。ホントは内側を黒く塗った方がいいかもだけど、太陽に直接向けるわけだから、まあきっと気持ちの問題だろうなあ。