040910_01.jpg
ロレックスである。なんだよ、時計自慢かよ。確かに見たことのないタイプだな。
いや、実は珍しくも何ともない、ただの『GMT MASTER II』である。20年近く前、月に2回ほど欧州を中心に、アッチコッチ行ったり来たりしていた頃、日本時間と現地時間を同時に知れる時計が欲しくて、なにかの勢いで買ってしまったモノだ。
まあ、周囲のみなさんにはうらやましがってもらった仕事ではあったが、正直、精神的にも肉体的にも、めっちゃキツイ仕事だった。若かったから、なんとかやってこれたけど、それでもクタクタに疲れ、判断力もおかしくなっていたのに違いない。だから、こんなモンを買ったんだろう(爆)。
もちろんもともと機械好きで、さらに同じ機械でも、より人の手が深く関わったものの方が好きなわたしだから、腕時計であっても、電池で水晶を発振させ、電気でモーターを回して針を動かす時計より、ゼンマイが、精緻な加工を施され巧みに組み合わされた歯車をコチコチと動かす時計の方が好きである。さらに、これまた遠い昔、時計とにらめっこしながら、お客さまを満載したバス数台をコントロールするような仕事(笑)をしていたとき、なんと借り物のクォーツ時計が電池切れ。ド田舎で、当時珍しかったボタン電池を求めて右往左往したこともあった。
040820_b03.jpg最近でこそ、機械式のムーブメントが再評価されたりもしているが、当時、機械式のまともなムーブメントを使っていて、とにかく頑丈で(アッチコッチぶつけてしまう粗忽者なのだ)、自動巻で(手巻きのゼンマイなんか巻くのを忘れてしまうウッカリ者なのだ)、さらに二カ国の時間を表示できて、というように条件を絞っていくと、ほとんど選択肢は残されていなかったのである。
で、ナニが箱根の後遺症なんだ? この『GMT MASTER II』という時計、ホントは右の写真のように、周囲に回転するベゼルが付いていて、それと24時間で一回りする針を組み合わせてもうひとつの時刻を知るわけだが、箱根フェスへ行くためクルマに荷物を積んでいるときは確かにあったベゼルが、雨の箱根山中でキャンプサイトを撤収しているときには、上の状態になっていたというわけなのだ。
これを箱根フェスの後遺症と呼ばずに、なんと言えばいいんだ。ということで、この項目、MUSICカテゴリー(笑)。ただし、実は“その手の”時計も、数個持っている。コレらの話を書くときは、GOODSとかカテゴリー新設するかなあ。(^^;;;