古い写真

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亡父の三七日で、帰省。診察室の机から出てきた何枚かの写真。同じ医学生だった兄弟たちだが、少しの年齢の違いで、長兄は帝国陸軍の制服を着て南方で、次男だった亡父は学生のまま、そして三男以下の兄弟は郷里で、敗戦を迎えたのだった。
撮影は下鴨本通の末松緑陽寫眞場。電話の局番は“上(3)”。まだあるのかなあ。

Author: shun

2 thoughts on “古い写真

  1. 南方に行かれた方は、無事に生還されたのでしょうか?
    義父の兄は、一番激しかった戦地から、部隊でただ一人の生還者でしたが、戦地の話はほとんどされないまま、60台半ばで逝かれました。

  2. 幸い無事に帰ってきて、先日弟(亡父)を見送りました。この叔父も、戦争体験はほとんど語りませんでした。ていうか、単に無口だっただけか。
    あの戦争はなんだったのか。まさに、そのままの名前の新書(https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101254/ref=br_b_nr_5//250-3489706-9233810)が、結構面白かったです。同じ新書でも、最近話題になった、靖国がテーマのトンデモ本とは大違いでした。

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