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060331_03.jpgもともとが、あんまりデーラー向きの人間じゃないんだと思う。かなりの数のクルマやバイクに乗ってきたけど、どれもこれもみんな中古車。唯一の新車がヤマハのベルーガ。でも、こいつもマイチェンだかディスコン後だかの在庫半額叩き売り。それに町の自転車屋さんじゃ、デーラーとは呼ばないよなあ。(^^;; そして今回のバイク探しも、人生半世紀の節目を目前に、とうとうマトモな新車購入か、とかいうつもりになってたのに、やはりっちゅーか、結局は新車デーラーの向かいにある中古車センターで、5年落ちをつかんでしまったのだった。
まあ、結局は貧乏が悪いんだろう。近代的な装備の正規工場で洗練されたメカニックがサクサクと乗り付けたクルマのメンテナンスをこなしてくれている、その間に、デーラーのソファーに座ってきれいなオネーサンにコーヒー入れてもらい、営業マンと次年度モデルの馬力や新装備について乗り換え前提で談笑する、なんてことができるような財力があれば、それはそれで楽しいカーライフが待っているんだろうと思う。しかし、わたしは自分のクルマやバイクは自分でもイヂリたいし、自分じゃイヂれないようなスゴイことなら、そりゃもう何をおいても見てみたい。なわけで結局は、キレイでガラス張りになってて、でも入り口に“危険ですのでお客様の立ち入りはご遠慮ください”なんて書いてあるデーラーの工場ではなく、事務所と工場なんて区別もなくて、入場しているバイクやクルマの間をすり抜けないと中に入れないようなショップで、いつもメカニックと一緒にクルマの前にしゃがみこんで、一緒にああでもないこうでもないと言いながら缶コーヒーすすってたりしちゃうわけなのだ。
で、さらに世の中には法律というものがあって、クルマやバイクは道路交通法やら道路運送車両法などに縛られているわけだけど、デーラーはそこから半歩たりとも踏み出せない。「おい、おまえ、そのマフラーうるさいぞ」「だってデーラーが換えてくれたんです」「のわにー、けしからん、よし販売禁止ぢゃ」というシステムによって、デーラーはクルマやバイクを販売するだけではなく、ユーザーに法を守らせる役目まで負わされている(笑)のである。しかし逆に言えば、なんでもかんでもデーラーがやっちゃったら、それこそ町場のショップは立ち行かなくなるわけで、そういう意味では売ってもいいけど付けちゃダメ、とか、付けちゃダメだけど現実的には取り締まりの手も及びきれないとか、限りなく黒いようなグレーなような部分を弱者に押し付けつつ、みんな楽しく、うまいことやって、そこそこカネ使ってそこそこ儲けて、なんていう現状があったりするわけである。横文字で言えばステイタス・クオーである。そういえばそいう名前のハードブギなバンドがあったなあ。ハイティーンの頃、新宿厚生年金会館で見たぞ。実家にLP何枚かあるような気がする。ジョニー・ウインターなんかと一緒に。
話がそれたが、そんなわけで日曜大工も無事に終えたのでちょいとひとっ走りして、寒川の近くに、なかなかナイスなショップを見つけた。って、もちろん自力で発見したわけじゃなく、バイカー雑誌に載ってたから行ってみたわけなんだけど、一緒にバイクの話をして、ちゃんとバイクをイヂってもらえて、横で作業を見てても怒られないような感じである。てなわけで、下見に行ったつもりが、とりあえず入ってったらコーヒー出してくれて、気が付いたら韓国の家電メーカーみたいな名前の、ステンレスの筒を2本ほど注文してしまっていた。(^^;;;; さらに店内はオサレなカフェになってて、夜はバーになっちゃって、しかもライブまでやっちゃってるそうな。おおーなんてナイスなんだ。しかーし、当たり前ではあるけれど、酒飲むならバイクじゃ行けない。そうかー、ここはバイクじゃ行けないバイク屋だったのかー。ヽ(・◇・ )ノ