今日朝9時の線量は48nGy/h。ここ2日ほど、48がほとんどで、たまに49。ホントかな。
菅直人が辞める直前、廃棄物の「中間貯蔵施設」を福島に作ることを要請した。渡部の手で原発推進のために知事に据えられた(と言ってもいいと思うんだが)佐藤知事は猛反発したそうだが、なにいってんだか。もう、あのへん、何年も何年も誰ひとり住めなくなったことなんて、3月中旬にわかってる話である。第一原発がある福島県大熊町の渡辺利綱町長も、細野原発担当相に言われて「とても受け入れられない」とか答えたそうだが、あんたたちだってわかってるはずだ。あのエリアは、核種にもよるが、まあ2年とか3年ではない単位で人が住めなくなっている。そういうリスクも、ズブズブ金に含まれてたんである。そして今回、野田内閣で留任した細野原発相は、放射能に汚染されたがれきの中間貯蔵施設について、東京電力福島第一原発の敷地内を候補地として検討する考えを示したという。そもそも原発内の瓦礫さえ持ち出せる目処が立っていないんである。現実的には、あの場所で「核を処理」するしかないのだ。もっと言っちゃえば、これを機会に青森むつ市に作るとかいってた中間貯蔵だの六カ所に作ったものの稼働の目処も立っていない再処理だのの施設も各地の原発地下に埋められてるなんだかんだの処理も、ここでやった方がいい、という話になるだろう。
事故が格納容器内に収まっていたスリーマイルでは、十年がかりで除染もできた。しかし原発そのものがぶっ飛んだチェルノブイリでは除染はおろか炉心に近づくこともできず、石棺作って放射性物質の飛散を食い止めようとするのが精一杯だった。そして現実にはいまも、放射能漏れが広がっている。で、福島は、というと、海洋汚染も含めて考えればある意味でチェルノブイリよりひどいことになっている。サリンのように洗い流したり中和剤があるわけでもなく、不発弾のように爆破処理できるわけでもなく、乱暴に言っちゃえば放射性物質はそれが安定した同位体になるまで、ひたすら放射線を放射し続ける。核燃料のウラン235の半減期は約7億年。汚染源がよく出てくるセシウム(137)だとしても半減期30.1年。ついでに書くと半減期ちゅーのは元の核種の半分が崩壊する(安定した別の同位体になる)期間のことで、30年で半減したらそのさらに30年後に1/4になり、さらに30年して1/8になる、ということであって、半減期=安全になる、ということではないのだ。
なーんてこたー、自治体の首長も避難されてる住民のみなさんも、みんななにもかもわかった上で猿芝居やってるんだろうなあ。