火を消す、ということ


春に応援歌を作らせてもらうにあたって工場見学などをさせてもらったとき、消防庁の消防研究センターが持ってるようなでっかい消火実験棟が工場内にあって、屋内で消火の実験をしているという話を聞いた。へー、それはぜひ見学させてほしいと言ってたところ、ほんとに呼んでもらったので下町屋のミヤタさんへ出かけたのだった。周囲はみんな消防や建築のプロ。ワシだけ長髪にアロハのヘンなヤツで違和感バリバリ(^^;;だったけど、煙やススを浴びる実験に立ち会うにあたって全員に貸与されたお揃いのジャンパーと、同じ帽子とマスクのおかげで、なんとかビミョーに潜り込めた感じか。(^^;;
見せてもらった実験は、従来のスプリンクラー消火設備と、宮田工業の「スプリネックス」という自動消火設備の消火性能比較。水分含有量までが法的に定められた実験用の木材を同条件で燃やし、消火装置が自動で作動して消火するまでの比較だったわけだけど、火災の熱で合金が溶けてヘッドから水が噴き出すだけのスプリンクラーと、しっかり火災を感知して規定エリアを完全消火させようとするコンセプトのスプリネックスでは、その差は歴然。実験比較にならないような大差がついちゃったのだった。スプリネックスというのは、たぶんスプリンクラーの次に(ネクスト)あるべき消火設備、という意味でのネーミングだと思うんだけど、こりゃまさに次世代の消火設備だなあ。というわけで、興味ある方は撮ってきた実験風景でもどうぞ。

Author: shun

2 thoughts on “火を消す、ということ

  1. わ~応援歌作ってお得でしたね!
    最近ウチのハーレーったら
    仲間内でスプリンクラーと呼ばれています。

  2. tomoppyさん:
    貴重な体験でした。( ̄ー ̄)
    しかし、水まいて走ってるんでっか。w

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