悲しい葉書

12月のアタマは、先にアッチの世界へ行っちゃった、Oさんというわたしと同じ誕生日だった年上の友人と、Mくんという翌日が誕生日だった年若い友人の思い出がよみがえる。何年も前にいなくなったのに、「もうすぐ○○さんのお誕生日です」なんて寝ぼけたメールがSNSからやってくるので、忘れていても思い出させられちゃうのだけど、昨日は、悲しい葉書が2枚届いていた。
1枚は小・中学校の同級生のSが亡くなったことによる、奥さんからの賀状欠礼の葉書だった。7月に大阪まで見舞いに行ったんだよなあ。喪中葉書のその前に、通夜とか告別式の連絡が欲しかった気もするが、たぶんコッチが遠いので知らせるのを遠慮されたんだろう。Sと仲がよかった理由は、もうひとり、Tというヤツとともに鉄道という共通の趣味があったからで、あのころは3人でいっつも機関車の話や時刻表の話、列車の編成や撮影ポイントなど、鉄ちゃん話に花を咲かせていた。Sはそのまま大阪市交通局に入って地下鉄の運転士になっちゃうという、ワシなんか足もとにも及ばない筋金入りの鉄っちゃん人生を送ってたんだけど、癌にやられちゃった。
もう1枚は、レース雑誌のグラビアからITコンサル企業の情報誌、化粧品会社のWebサイトなど、いろんな仕事でご一緒したTカメラマンが亡くなったというお知らせだった。女をキレイに撮るカメラマンは世の中になんぼでもいるが、この人はとにかく、男をカッコよく撮った。全日本や世界グランプリを戦うライダーなどの写真は言うに及ばず、IT情報誌に登場するような、わたしが撮っちゃうとそこらへんのオッサンにしか見えない男を、そりゃもうカッコよく艶っぽく撮ってくれるもんだから、そして予算的にかなりキツイ仕事でもニコニコ引き受けてくれるものだから、ホントずっと長い間、いろんないろんないろんな仕事でお世話になってきたのだった。あるとき、年賀状が返ってきて事務所を動かしたことを知り、ワタシは茅ヶ崎某店なんかを作っちゃってその手の仕事と疎遠になり、そして3週くらい前に、レース雑誌でお仲間だった方から、どうもそんなことになったらしいという話を聞いてあれこれ情報を探してたんだけど、やはりくも膜下出血で亡くなった、という葉書が来ちゃったのだった。
奇しくも、おふたりとも亡くなったのが11月27日だったそうな。合掌。

Author: shun

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