今日のサザンビーチ と悪いヤツらに際限なし


今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は、42〜44で推移していたようだ。昨日も書いたように、正月からコッチ、めぼしい原発のニュースは活断層と手抜き除染だけだ。7月に規制委が新基準を作るまで原発再稼働問題は小休止、なんて雰囲気だけど、ちょっとまて。悪いヤツらはアタマがいい。そして悪いヤツらは、徹底的に悪いのだ。原発ムラのメンバーだとか言われつつ、出てきた規制委の田中委員長。フタを開けてみたら敦賀なんか活断層だと言い、東通も活断層の疑いが、とか言って、政治より科学を優先する気配を見せ、意外と骨のあるヤツなのか? と思わせるわけだ。ワシだって12月11日の日記で「日本原電、ビックリしただろうなあ。再稼働できないどころか、ほとんど廃炉の烙印押されたようなもんだ」なんてお気楽なことを書いちゃったわけだけど、しかし、民主の選んだ委員を新政権の安倍が追認する方針だ、というニュースを見たときに、ピンと来ないといけなかったのだ。
そもそも、自民は原発に関して「規制委に従う」と公約したし、民主とやり合って規制委を三条委員会にしたのも自民。そうか、こいつら独立性を高めた規制委を錦の御旗にして、原発を再稼働し、新規建設するつもりなんだな。と、そいう視点で見ると、そっか、活断層があると言われて廃炉になる可能性がある敦賀の1号機なんか1970年万博開業の日に発電をはじめ、ホントなら2009年に廃炉になってる老朽炉。2号機は87年製でちょいともったいないけど、その代わりに下に活断層がないとか、世界初の改良型加圧水型原子炉は最新の知見を集めた安全性がある、とかいって建設準備中の3、4号機計307.6kWを認可すりゃ日本原電だってニコニコだ。東通だって止まってるヤツは2005年稼働の110kWで、これが万一廃炉になると東北電は痛いが、そもそも東北電は原発の比率は約16%しかないし、他の3基は建設が始まったばかりのが1基(東電)に計画中が2基(東電と東北電)で、東北電は女川さえ再稼働できればどうってことない。そして女川なんか、あの大震災にも耐えて生き残ったという伝説まであるのだ。再稼働へのハードル、低そうじゃないか。
しかし当たり前のことだけど、原発の危険性は津波と活断層だけではない。マスコミだってグルだから困るんだけど、これからは悪いヤツがどんな悪いことを考えているか、それを推定しながらチェックしていかんとダメなんである。

Author: shun

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