OO-21、3度目の正直


OO-21はワシがもっとも昔から持ってる、もっとも古いギターである。今回、リペアマンのKさんが来たついでにピックアップを付けてもらったんだけど、コレが実は3回目なのよね。
こいつは穴が小さいのもあって、まず試したのがL.R.Baggsのピエゾのピックアップ。L.RだとELEMENTとかIbeamが有名で、そのときはもっと音がナチュラルだというウワサのRTS2てのを試したけど、なんちゅーんだ、ピエゾの音以前に、サドルとブリッジの間にリボンが噛んだせいか、生鳴りの音質そのものがちょっと変わっちゃった。リボンの硬度にもいろいろあって、たぶんメーカーによっても製品によっても違うんだろうけど、サドルが直接ブリッジを叩かないんだから、まあ、そりゃ何らかの影響はあるはずだよなあ。
ということで、次に手持ちだったM1のACTIVEをインストールしてみたわけだけど、OOがサウンドホール少し小さいせいか、あるいはトップそのものが小さいせいか、そもそもサウンドホールをブリッジするカタチで振動を押さえ込んじゃうんだからしょうがないのか、なんだか鳴りが大人しくなっちゃった(ような気がしちゃった)。
サドル下のピエゾはダメ、サウンドホールもダメ、ということで、第3の道が、ブリッジ裏あたりにコンデンサーマイクを貼り付けるLYRIC。前にギブソンに付けてるANTHEM SLのマイク(Tru-Mic)だけなのかもしれないけど、プリアンプがコンプ内蔵になってるそうな。で、ブリッジ裏に10gくらいのマイクを貼り付けているだけなので、生音にはほとんど影響がないはずなんだけど、ちょっとまだちゃんと弾いてません。アンプ通した音もまだチョロッとしか鳴らしてないけど、なかなかにナチュラルでいいかも。

Author: shun

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