今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間はずっと38で推移していたようだ。6月8日に、IAEAの天野事務局長が1Fのメルトダウンに関して”「安全神話」が対応の不備につながったと指摘”した話を書いたが、最終報告書案もほぼ同じ”主な原因は「『原発は安全で、大きな事故は考えられない』という思いこみだった」”と書かれているようだ。”事故前に東電が津波の想定を再検討し、実際とほぼ同じ規模の津波を想定していたにもかかわらず、追加の対策が取られなかった経緯を指摘”、”冷却機能を同時に失うことへの備えが足らず、現場も十分な訓練を受けていなかった”など、東電を批判している。特に津波の高さについて、事件直後から勝俣が「地震は想定内なので耐えたが津波が想定外だった」と強弁し続けてたけど、何度も書くように、IAEAは原発推進のための団体。言ってみれば東電の同業者団体である。そこに、これだけボロクソ書かれるほどに、東電の無為無策がひどかったっちゅー話だ。どこが天災なもんか。これは、一種の企業犯罪である。というわけで、ワシはこの件を、事件と呼ぶのだ。政府もマスコミも事故と呼ぶが、それは東電の片棒を担いでいるのと同じである。

Author: shun

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