海に感謝を捧げるライフセーバーのみなさん


最後の営業が17時で終わると、ビーチの安全を守ってくれてたライフセーバーのみなさんが、ビーチに異常がないことを確認したあと、海に向かって整列し、深々とお辞儀するのだ。頑張ってくれた彼らに向けて、あっちこっちから聞こえてくる大きな拍手。海が好きなみんなの気持ちが、ひとつになる。
さっきまで嫌がらせをしていた重機も消え、ステージの撤収をしていた数十人の連中も消えた。しかし、重機オペレーターも、工事の現場監督も、音楽事務所の人間も、とにかく工事関係者もライブ関係者も誰ひとり、しおさいに挨拶に来なかった。夏休み最後の、最後の営業期日の数日を、ステージの建て込みからライブ、そして撤収まで迷惑をかけてかけてかけ通して、無言で消え去った。
ワシさー、aikoちゅーのになんの恨みもないし、ほとんど興味ないし、でんでん知らないタレントなわけだけど、少なくともそいつの事務所とその周辺は、最低のヤツらだ。興行のプロとしてちゃんとした根回しができないアマチュアだ、とかいうレベルなんかよりもっと下の、人間として人に気遣うべきことがわかっていないクズのような連中だ。たぶん、おまえらにタダでaiko様のライブを聴かせてやるんだ、そのくらいのことは喜んで享受しろ、ってなことを、無意識に思っちゃってるんだろう。そんな連中に囲まれてチヤホヤされてるタレントが、マトモなわけがない。

Author: shun

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