今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
1F(フクイチ)の海側遮水壁が予定の1年遅れで完成したそうな。ほとんどできてたんだけど、閉じちゃうと地下水が上に溢れて壁を越えちゃうだけだから、わざと10mほど開けたままにしてたけど、サブドレンによって地下水を汲み上げ海へ流すようになったので、閉じちゃったというわけだ。これにより1日400トン流れ込んでた汚染水が10トンになるというわけだが、結局は全量、海へ流れ込んでいるのだ。大雨が降れば、またさらに敷地の汚染が洗われて、海へ流れ込むのだ。
たとえばこの遮水壁で400トンの汚染水が10トンになるから、一日あたりストロンチウム90は約1/50、セシウム137は約1/40、そしてトリチウムは1/15に低減する、なんて記事に書いちゃうわけだけど、それは(仮に遮水壁が完璧だとして)「遮水壁がある場所から」ということであり、放射性物質の総量が変わったわけではない。もちろん敷地へ流れ込む前の地下水を汲み上げ、海へ流す作業がさらに進めば、核物質を敷地内に封じ込められるわけだが、数カ所に井戸を掘ったレベルでは、やがて遮水壁で止められて逆流した汚染水を吸い上げるだけになるのではないか。その水は炉心冷却水と同様、タンクに貯めるのか。あるいはフィルターをかけて海へ流すのか。その場合、外洋ではなく港湾内だから安心とでも言うんだろうなあ。
例の、ちょいとした雨でもポンプが対処できなくて汚染された雨水が海へ流れ込んでる問題でも、排水路を港湾内へつないで解決するとかいうわけだが、港湾内つっても外洋とはシルトフェンスで仕切られてるだけ。2〜3日で外洋に出ちゃうんだけど、マスコミの記事はどれも、それで解決ですね、という論調である。これも、ある種の神話なんだろう。信じなきゃイケナイのだ。
この記事にもあるように、東電はそもそも汚染された敷地を洗った雨水が海へ流れ込むのを、意図してやってたのだ。自然現象が、汚染された原発を洗ってくれちゃうのだ。人為を超えたと言い張るのに、これほど都合のいい話はない。だから雨水が汚染されて海へ流れ込んでいるのに”公式に”気付いてからもわざと9ヶ月放置し、ボロクソ言われてポンプは置いたけど”毎時14mm”という小雨しか想定せず、だから”当初は年4〜5回の流出を想定”していたわけだ。つまり、溢れるのは承知なのだ。ていうか、どんどん溢れてほしいのだ。だから9回も溢れて県が早急な対策を要請しても、東電は”「ポンプの増設は不可能」と回答”している、とある。記事には”わざとだ”とは書いてないけど、つまりはそういうことなんである。で、しかもその解決が、汚染された雨水を”港湾内”へ流すということだ。
原発の安全神話というのがかつて存在して、ていうか、まだ存在しているとしか思えないわけだけど、この国は、なんか国が決めた神話はみんなで信じなければならないという決まりでもあるのかなあ。それがいわゆる、空気というヤツなのかも。港湾内だから処理オッケーといわれて、政府とマスコミみんなで信じて、それってつまりは海ぢゃん、とか言ったら「おめーは空気読めないのか」みたいに言われるのかも。それがたとえ産業経済新聞じゃなくても、記事を読む限りは、大同小異なんだが。行間読め、ということか。産経でも、書いてあるもんな。

Author: shun

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