今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜61で推移していたようだ。ピークは昨日19時。10分単位で見ると18時30分〜19時が62μSv/hである。
電源立地地域対策交付金というのは、つまり原発の迷惑料である。ヤバく面倒なものを置いてもらう代わりに補助金出すよという話で、年間千億近い税金が立地自治体に交付されて(確かワシの記憶では、1Fメルトダウン事件直後に経産相のアタマのいい役人が、反原発の気運が盛り上がることを見越して原発を動かさないとカネが入らないように発電量に応じて交付するように変えたはずだったのが、あまりの停止期間の長さに立地自治体がキレたのか、いつのまにかフル稼働時と同額を交付する特例措置が実施されてたようだ)きたのを、こんどは財務省の審議会が、稼働率に応じて交付額に差を付ける経産省の提案を了承したそうな。毎日の記事は「立地自治体の反発を招く可能性も」と書いてはいるが、実際には四電伊方を見るまでもなく、どこもかしこも再稼働を心待ちにしている。核物質の反応を人間がコントロールできなかったという、とても科学的な事象に対して、結局まともに科学で立ち向かわないのが、この国の不思議なところなのだ。
