キャブレターの聖地探訪

某Y巨匠が、なんと茅ヶ崎某店のお客さまの写真に、取材したことのある人がいるという。ウチでは、こんどディランIIとか大塚まさじさんの話でもしましょうね、とか言ってた方なのだが、巨匠によるとその人は、いつのまにやら新車には搭載は絶えて久しい感のある、キャブレター、気化器の「名人」だという。そして工房が、なんと寒川ロコモーションのド近所にあるというでわないか。
バイクは、自分の所有したことのあるすべてのマシンが、キャブレター搭載車だったけれど、クルマは、さて、どうだっただろう。
去年まで持ってたばたばた(VWの1302S)は、新車のときから1600ccとは思えなくらいに小ぶりなSOLEXイッパツだった。不用意にも人に貸したら焼きつきされてケースも歪み、やむなくジャーマンエンジンからメキシコだかブラジルだっけにエンジン積み替えたときに、あまりにスカスカでパワーが出ないので、という理由で(実はインジェクション用のローコンプピストンが組まれていた)デロルトだかホーリーだかのキノコを2本立てた。しかしダンドラなのでどうしても水が入るようで、結局ヘッドをOHする羽目になったときにシングルのSOLEXに戻したんだったなあ。
ワーゲン以外のクルマでキャブ車というと、うーん、南青山時代の一時期に乗ってた、FIATのリトモアバルト130TCが、ウェーバーのツインチョーク・ツインキャブだったなあ。A112アバルトもツインチョークだったけど、あれはFIAT製だったかなあ。MG-Bもキャブだったけど、あの1800、なにが付いてたっけなあ。ゼニス・ストロンバーグだったかなあ、SUだったかなあ。あー、もう、でんでん思い出せない。キャブどころか、なにに乗ってたか、さえも。(^^;;;;
まあ、そんなわけで、そんな名人が働く工房に、とりあえず場所の確認みたいな感じで顔を出したのだった。スタッフの方がこれまた古いハーレーに乗ってるのだ。

Author: shun

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