今日のサザンビーチ と今日の放射線量

今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は38〜43で推移していたようだ。ピークはまさに今日の朝9時。
深夜、汲み上げるべき海水が枯渇して冷却ができなくなって、5年前のこの日の昼前に、3号機が爆発した。この爆発規模は、TVで見てりゃ誰でもわかったように、1号機のそれとは規模がぜんぜん違った。枝野は水素爆発と説明したが、建屋の吹っ飛び方、高く上がった黒い煙、ハッキリ確認できた炎。1号機とは明らかに種類の違う爆発だった。この爆発で陸自の隊員が死亡したと報道した海外メディアもあった。もちろん日本では、そのような報告はいまに至るもされていない。まあ、この国で殉職者が出て、いまに至るも箝口令が徹底できるとも思えないから、さすがにそれは誤報だったのかもしれない。だが、すでに1号機、3号機は13日の段階で、上から水を入れても水位が上がらなくなっていたのに、この期に及んでも、核燃料の一部損傷の可能性、だとか、格納容器は健全で放射性物質の漏洩は少ない、などと言い続けていた政府とマスコミは、もはや1ミリも信頼できない存在に成り下がっていた。
ぶっちゃけ、もう1号機と3号機は、政府やマスコミがナニを言おうが、13日の段階で釜の底が抜けたのは明白だった。そんななか、14日は2号機の圧力上昇が最大の問題だった。ドカンといって周辺にトン単位の核燃料を撒き散らす、そんな最悪のシナリオが、まだ残されていた。

Author: shun

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