今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
鹿児島知事選で、川内原発の一時停止とチェックを公約に掲げた三反園候補が当選したもんだから、産経新聞は【三反園ショック（上）】と題し、Webで5ページにわたる大特集だ。しかもこれは上だから、下もあるだろうし、もしかしたら中もあるのかもしれない。独自候補を立てようとしていた反原発団体と合意文書を交わし、候補者の一本化を図ってもらった三反園候補だが、一方で原発容認派の票も横目で見たか選挙戦中は“原子力政策に一言も触れなかった。それどころか選挙期間を通じて、三反園氏が反原発団体と行動をともにすることはなかった”そうな。当選の夜こそ「安全性が確保されていない原発を動かすわけにはいかない」とぶち上げたが、翌日は報道陣の問いかけに答えなかったそうな。三反園候補が当選したことで、九電株は前週末比75円(7.55%)落ちて919円に落ちたそうだから、誰かコワイ人に釘でも刺されたのかもしれない。そもそも知事には、原発を停止させられるような法的な権限はないという、便利なエクスキューズも用意されている。ただ、川内を合格させた規制委も、熊本地震などの新データを受けて大飯などで耐震基準の見直しを強いられるなどしているから、川内も再チェックすべし、という理屈も立つ。とりあえず、当分は目が離せそうにない鹿児島なのだ。
