今日朝9時の線量は0.047μSv/h。そしてこの24時間は38〜54で推移していたようだ。ピークは朝7時。深夜2時以降は、ずっと46超の推移だ。
伊方原発がぶっ飛ぶという想定で、避難訓練が行われたそうな。佐田岬半島の付け根に位置する原発。先端側(西側)の住民は、海を渡って大分へ逃げるしかない。というわけで、“大分県や四国電など90機関の約2万3000人が参加”つーんだけど、“半島西側の住民約60人は、先端近くの三崎港から民間フェリーなどで大分市や大分県津久見市に避難した”って、おいおい、たった60人かよ。去年の訓練から、さらに10人減っているぞ。
訓練の想定は去年と同じなら、“愛媛県で震度６強の地震が発生し伊方原発３号機が自動停止。原子炉への注水機能が失われて外部に放射性物質が放出される可能性があり、安倍晋三首相の緊急事態宣言が出され、町のほぼ全域が即時避難の対象になった”という状況だ。土砂災害警戒区域が多い半島なので、道路が寸断されて三崎港へ行けない場合に備えた他港の利用など、今年はさらに訓練の幅は広がっているようだが、半島西側から逃げるべき人数の想定は、5000人である。原発がぶっ飛ぶ前に、どの船が何隻集まって何回往復したら5000人運べるのか。全員参加はもちろん不可能だろうが、実際の規模の避難をある程度の精度でシミュレーションするのが訓練だと思うんだけどな。
