今日のサザンビーチ と今日の放射線量

今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。

色んな費用を全部、含めたとしても発電単位あたりのコストは原発が一番、安いと考えている
経済とか産業ってのは、理性と計算がすべてで、それだけだと誰かが儲かる代わりに誰かが不幸になるから、それを倫理で縛る、と、大ざっぱにはそういうモンだと思うわけだが、その経済と産業を司る経産相が、どうも算数ができないようだ。そうでなければ、経産省の役人に、こう言えと言われたことをそのまま言うだけの、操り人形である。
この件に関しては、我が選挙区選出河野太郎議員が、blogに書き、Huffington Postに掲載してたが、その計算にカラクリがある。まず、1Fがぶっ飛んだことでかかるコストを5兆8千億円としていることと、次に計算当時止まってた50の原発がすべて再稼働し、これから40年間無事故で発電し続けるという、机上の空論の発電量を算入している。
そんな計算を元に、2014年10月8日参院予算委員会で、小渕優子は「原発のコストについてはキロワットアワー当たり8.9円以上となっておりまして、その他の電源に比べて低廉なものと認識をしています」とか強弁したわけだが、それと同じことを、つまり2011年12月の、政府エネルギー・環境会議「コスト等検証委員会」の試算を、世耕は2016年も暮れようといういま、まだ言い続けているわけだ。
河野議員は2014年のblogでは、現実的な数字として、賠償費用が11兆円、再稼働した原発が40年ルールで順番に止まったら11.4円/kWhとなると書いているが、いま、原発が最も安いと大臣に言わせている経産省は、別の舌では賠償費用が20兆超えそうだから新電力と国民に負担させよう、とか言ってたりする。
どっかのクソバカのおかげで、賠償廃炉で20兆。国民に負担させるならそれもいい(てゆーか最終的にこの国のチョンボ、他に誰が負担するんだ)けど、だったらそれでコストを計算して、合理的、理性的、倫理的に、この国の未来のことを考えて欲しいもんだ。

Author: shun

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