今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
あの日から、6度目の正月である。もう、たぶん日本人の大半にとって、いま、自分が使っている電気がどうやって作られているか、興味がなくなってしまっただろう。しかし、あの日から6度目の正月を、津波で流されたわけでもなく、土砂に埋まったわけでもなく、ただそこにあるのに、そこへ人の立ち入りが許されずに、ただ朽ち果てていく自宅のことを思いながら、仮設住宅などで迎えた人々の気持ちなど、たぶんこの国のエライ人たちは、想像さえできないのだろう。もちろんわたしだって、まともに想像できているとは思えない。想像して、だからなにか行動を起こしているわけでもない。いつもの部屋で、ぬくぬくと、ネコを抱いて怠惰に暮らしながら、blogに好き勝手なことを書き殴っているだけだ。ただ、そうでもしていないと、あの出来事を、あの連中のことを、忘れてしまいそうになるから。
