家賃支援給付金事務局からの通告書

去年7月からはじまったのに、2か月たっても約3割しか支給されてないと書かれてた、経産省中小企業庁の家賃支援給付金の給付事業。ま、申請が年末になっちゃったのも、とにかく、申請が面倒なんである。それでもこういう給付金、ウチにとっちゃ死活問題なので、一所懸命に書類集めてスキャンし、延々とページが続くWEB申請をしたのは、もう、5回である。まー、長く借りてるので大家さんが亡くなって親族が相続してるから、原契約と現在と家賃の支払先が違うとか、ちょと通常と違う点もあるにはあるが、それにしても重箱の隅を突くように、ウチがコロナ以前からこっち、賃貸物件を借りて家賃を払い続けている、という事実の証明になんの関係もない些末な点を、せっせと見つけ出しては修正を求めてくる。しかも、それを小出しに、ひとつ出してきて、コッチが修正するとまたひとつ、修正しろと言ってくるのよね。大家さんや不動産屋を経由するやりとりなど、一度に言ってくれれば、一気に用意できたようなことを、ひとつずつ、言ってくるのだ。だからそのたびに、また新たな書類を、それぞれに郵便で回すなんていう、手間と時間が消えていく。
で、今日届いた書類は、先般メールで来ていた“給付がパーになる期限告知”の紙版である。メールだと、届いてない、とか言われちゃうかもしれないから、ちゃんと届いてるでしょ、と言えるように簡易書留で出してんだろうな。正確には、通告書ではなく、あくまでも「不備解消依頼書」となっている。
で、「不備解消依頼書」なるものを、1社1社にわざわざ書留で送るんだから、当然、各々の申請の問題点なり、修正点の指示なりが記載されてるのかと思ったら、これがまあ、単に不備解消期日の期限日と、給付ができなくてもそれはオマエの自己責任で、コッチには責任はない、というのを長々とA42枚に書いてるだけと言ってもいいようなドキュメントなのだ。つまり、たぶん相手名と日時以外は雛形マンマのドキュメントを該当の相手全部に送りつけている。
この家賃支援給付金事業、凸版やリクルートなど6社のコンソーシアムが900億円からで丸投げ受けてるわけだけど、あれかねー、タチの悪い損保アジャスターよろしく、支払いの減額に努めて出来高ギャラのアップ狙っているのかなあ。

Author: shun

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