NMAX155の燃料計の謎

 

カタログ値によると、NMAX155の燃料タンク容量は7.1ℓである。で、これまでの実燃費平均がだいたい36km/ℓなので、満タンだと255km位走れる計算になる。で、実際に200km近く走るとメーター表示左の、6セグメントの燃料計が残り2か1になる。で、タンク残量が残り1.7ℓになると、ラス1のセグメントが点滅し、トリップメーターがフューエルトリップメーターに切り替わるという仕組みだ。
と、書けば、よく出来てるように思うわけだけど、実際には、100kmくらい走っても、このとおり、燃料計の液晶表示は1セグメントも減っていない。実燃費から推測するに、この時点でガソリンは7.1ℓ中の2.4ℓは減っているはずである。燃料、半分までは行かないけど1/3は減ってるはずのなのだから、正確には6セグメントのうちの2セグメントが消えててもいいはずなんだけど、これじゃ満タンである。もーちょっとリニアに表示できないものか。実際、この先になると、あるとき突然にメリメリとセグメントが消えていくのだ。ガス欠が心配になるほどに。
あと、フューエルトリップメーターてのも、よくわからない。燃料残が1.7ℓになって、燃料計の最後のセグメントが点滅を始めると、つまり普通のバイクで言えば予備タンになると、そこからの走行距離を1から積算して表示するんだが、それまで瞬間燃費とか表示してたんだから、予測される可能な残走行距離を表示するわけにはいかんのかなー。まあ、そんなもん信じて手前でガス欠になったじゃないか、なんて訴えられちゃ困るので、マニュアルにもちゃんと「瞬間燃費は一般的な参照値としてのみ使用してください。この数値から、現在の燃料で走行できる距離を推定しないでください」なんて書いてあるわけだけど、だったら可能走行距離も“一般的な参照値”ってことでいいんじゃないのか(笑)。
ま、満タン法による実燃費から推定(笑)するに、そこから60kmくらい走れる計算なんだけど、もちろん実際に試す勇気はない。

Author: shun

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