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昔、液晶パソコンが出た頃の液晶ディスプレイなんてもんは、真っ正面から見ないと見えなかったし、それでもキレイなもんじゃなかった。それがいつの間にやら技術がメリメリ進歩して、写真の色調整さえできちゃうくらいキレイになったし、とんでもない方向から見てもちゃんと文章が読めるほど、視認確度が広くなった。このT70も、“DVD鑑賞に最適”な『クリアブラック液晶』搭載、なのだ。
で、乗り物の中でチャカポコやってると、周囲の人の視線が気になる、という状況になってしまったのである。昔は、チャカポコそのものが奇異な目で見られたものだが、いま気になるのは画面の中だ。
もちろん画面に表示されているものは、見られてどうなるようなモンでもないんだけど、つまらないメイルや書きかけの原稿なんか読まれちゃうのはやっぱり恥ずかしい。また、横の人が、敢えて見ないように気を遣ってくれちゃってるのが、これまた痛いほど伝わってきたりして、逆にこっちも気を遣って画面伏せてみたりしちゃったりして、そうするとさらに横の人は、これ見よがしに天井から吊られた広告なんか真剣に読んじゃったりなんかして。「ほほう、ついにパソコンのストレージもテラバイト時代に入ったか」とか、声に出して読んじゃったりなんかしちゃったりして。そんなヤツはいないか(爆)。広川太一郎じゃないけど、うーん、なんか、そういうのも疲れてしまう。
その解決策(?)として販売されているのが、プライバシーフィルター。要は偏光フィルターをディスプレイに貼り付け、左右から見えにくくする、というもの。VAIO T70は、10.6型1280×768という変形サイズのディスプレイを採用しているから、汎用の市販フィルターがそのままでは使えない。そこで新宿ヨドバシのバイオ売り場(笑)で店員さんに聞くと純正部品を裏から出してきたので、そのまま「これ、ください」と購入。しかーし、レジに現れた数字は、なんと5桁!!Σ( ̄□ ̄)
な、なんでやねん。いまどき1万円も出したら、1GBのCFメモリでも買えるっちゅーねん。
さすが純正部品だけあって、キモチいいくらい画面にピッタリはまる。そして確かに、その効果は絶大だが、せっかくの液晶画面の前に余計なフィルターをかませるのだから、当然、正面から見たって画面が見にくくなる。せっかく技術が進歩して、素晴らしい液晶ディスプレイが完成したのに、ところがユーザーはその性能を大きくスポイルさせるオプションを買い、画面をかなり見にくくして使っている。しかも、そのオプションは、他ならぬ素晴らしい液晶パネルを開発して採用するメーカーが自ら販売しているのだ。皮肉だよなあ。って、高かったから言うわけじゃないけど。(^^;
買う前に知っておくべきだったこと。その最大のモノは、ソニースタイルっつーソニー自社通販のページだったかもしれない。
ここで買えば、オンボードメモリを256MBから512MBにしたり(合計1GBにできる)、OSにはペケポンのProを選べたり、DVD±RWドライブをナシにしたり、英語キーボードまで選べたのだそうな。そしてなんと、プライバシーフィルターまで付属していたのである。(-_-;;