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日本というのは、国の名前も、都道府県の名前も、そして各地方や町や村の名前も、すごく言葉がキレイだったり、歴史や由緒が凝縮されていたり、山河風光が見事に表現されていたり、まあとにかく素晴らしい名前が多い。どうもそういう素晴らしさを一番わかってないのは地元の人間らしく、自分の生まれ育った国のことをこんなに嫌っている人が多い国は、きっと地球広しと言えどもこの国だけだろうし、平成の大合併だかなんだか知らないが、長く育んできた文化的な財産であるところの地名が、最近じゃ平板でなんの個性も感じられない名前になったり、寝惚けた平仮名になったり、もはや場所さえ想像できないような記号に成り下がったりしちゃってるという嘆かわしい状況なわけだ。ってまあ、それはともかく、美しさでは日本で一二を競うと個人的には思っているのが「愛媛」。そのナンバープレートの愛媛の文字が、またなんちゅーか、印章のような美しさの字体で大好きだったんだけど、なんと、2003年の11月からフツーの字になっちゃったそうな。しかもその理由が、県民から読めないと苦情が寄せられるからだという。たとえば松山なんか、市あげて俳句やったり文学やったりで文化的洗練度はかなり高い地域だと思ってたんだけどなあ。アホか。勉強不足なだけぢゃ。読めないヤツは読まんでいいわ。という意見、なかったのかなあ。
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