茅ヶ崎MARRY / Jam Strings

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今日も今日とて茅ヶ崎MARRYにて、ホンモノの音楽。3部とアンコールが、ほんと、あっちゅー間に終わっちゃうように感じるほどバリエーションに富んでるし密度が濃い。今月中には初CDリリースっちゅーことなんで、実に楽しみである。詳細と最新情報は、Jam StringsのWebサイトへ。
それにしてもこういうスゴイのんを聞いていると、いつものようにムクムクと湧き上がってくる疑問がある。それは、堀尾師匠といい親方といい、こんな人たちが出てる同じステージに、自分たちが立っちゃってホントにいいんだろうか、というものだ。チャージの多寡だとかチャージフリーだとか、そういう問題ではなく、来てもらった友だちたちや、たまたま店に来たお客さまたちに、そういう人たちと同じ「音楽」という名前で聞かせられる唄や演奏ができているのか? 人前で唄ったり演奏するだけのバックボーンや気概はあるのか? そして聞いてくれた人たちは、ちょっとは楽しんでくれたのだろうか? もしかしたらガマン大会に付き合ってくれてるんじゃないのか?ヽ(・◇・ )ノ もちろん中高生の時代からバンド活動なんかに勤しみ、そのままいままで何十年もやり続けていたら、なんて有り得なかった仮定の夢を見てもしょうがないし、そうしてたらホンモノの音楽ができたとも限らないんだけど、自分たちのその日の演奏を振り返ってみたり、進化の遅さを思うにつれ、過ぎ去った人生の時間の大きさに、改めて焦燥の思いを強くしちゃうわけである。(^^;;;
まあ、結局遅咲き(笑)なわたしたちのバンドは、自分たちが楽しんで、それももちろん自己満足なヤツじゃなく、聞いてくれる人を楽しませることを楽しんで、聞いてくれる人と一緒に音楽を楽しむことを楽しんで、でも、キッチリ厳しく練習は積み重ねて、ゆっくりでもノコノコと前へ進んでいくしかないんだと思うわけだけど。
おっとっと。ちゃんと日記になってるなあ(爆)。

Author: shun

8 thoughts on “茅ヶ崎MARRY / Jam Strings

  1. >こんな人たちが出てる同じステージに、自分たちが立っちゃってホントにいいんだろうか
    気にすることない思うのですが? お店から「もう来るな」と言われたら去ればよいだけですもん。もっともマリーのようなお店はバンドもお客さんですから、「来るな」はないと思いますが。
    アマチュアは「聞いてくれる人を楽しませる」なんてこと考えなくていいように思います。プロが聞いてくれる人を楽しませようとがんばるのは、マーケティングに基づく営業戦略でありましょう。受ける演奏をすれば収入アップするのですから。もっとも、アマチュアであっても、お客さんがたくさん来てくれたほうが楽しいと考えるバンドの場合は、客受けということを考えたほうがいいかもしれない。
    きのうは、DIXIE BUGSは、全く受けないし、面白がられてもすぐに飽きられるバンドだよね、なんて話を客席で石川さんとしてました。でも、純粋アマチュアたる私は収入のことは考えなくてよいので、自分がやりたいと思うことだけやろうと思うわけです。好きなことをやれる、それはアマの強みだ。もっとも、ブッキングしてくれたお店に恥をかかせるような不始末はしたくない。これは社会人として最低限のマナーかとは思いますが。
    今思い出すのは、初めてマリーに出演したときのこと。一般のお客さん向けの曲があったほうがいいのか?とさんざん迷った末、その手の曲を用意していったんですよ。バンド練習もした。でも、本番では演奏しなかった。マイクの前に立ってみたら、私のほんとにやりたいことじゃない、と思ったからであります。これはアマちゃんの発想ですね。
    上手くなりたいという上昇への飽くなき渇望は、そうですね、内なる叫びとでも申しましょうか。ワォー。野性入ってます。

  2. まるみさん:
    土曜日はホンマ、遠いところからお越しいただき、ありがとうございました。
    で、なにもワシはバイショーの話をしてるわけじゃないのです。一緒に同じ場所にいて、ワシらが唄って演奏して、前に座ってくれてる人たちに、楽しい思いをして欲しいっちゅー話なわけです。前に座ってる人たちの気持ちがどうでもいいなら、人前でやる必要はないと思うわけで。でも、もちろん別に前の人に喜んでもらうために、自分がガマンするこたーないわけです。つまり、ま、平たく言えば「もっとうまくなりたいよう」ってことを、カッコつけてややこしく言ってるだけです。(^^;;
    てゆか、こんな時間に仕事煮詰まって逃避してるな?(笑)

  3. >こんな人たちが出てる同じステージに、自分たちが立っちゃってホントにいいんだろうか
    なにをおしゃっているんですか!!!
    私が目標にしている(それ自体おくがましいんですが)Shunさんですぞ。
    勿論、前出のみなさんの演奏はスゴイと思いますが、私はShunさんの音楽が大好きです。
    聞いている私達への気遣いや思いやり、Shunさんの人柄が伝わってきます。

  4. 音楽にホンモノやニセモノってあるんでしょーか。
    そんなことは考えなくてもいいと思いますよ。
    でも、お客さんがいる以上 楽しんで行って欲しいと思います。
    プレーヤー自身がノレて楽しめていれば お客さんにも少なからず伝わっているのではないでしょーか?
    じゅんじゅんが商店街で演奏したときに感じたことです。
    こんな経験値の少ないモノが失礼しました。m(_)m

  5. ううう。なんかスゴイ話になってきちゃった。(^^ゞ
    F田さん:
    それ、目標低すぎます(爆)。ていうか、もともと同じところに立ってると思います。いろりろお褒めいただいたことは胸に刻んで精進していくです。(^^;;
    じゅんじゅんさん:
    いや、うう、だからホンモノニセモノつーのは、キッチリ仕上げられた音楽と、半熟とかナマな音楽っちゅーか、の意味なんすー。自分たちの音楽がニセモノだっちゅーてるのは、「もっとうまくなりたいよう」ちゅー意味なんす。書き方悪くてすんませんー。ていうか、日記だし。ふふん。( ̄ー ̄) とか開き直ったりして。(^^;;
    いやー、もちろんわたしらも、楽しんでライブやってるです。ただ、関西人の悲しいサガちゅーか、空回りとか滑るのがイヤだちゅーか。ていうか、単にもっとウケたいだけかも。(^^;;
    >こんな経験値の少ないモノが失礼しました。m(_)m
    あったかいご意見、ありがとうございます。ていうか、Jプロ・ピッカーズ軍団のみなさんが経験値低いんだったら、高い人探すの大変でっせ。
    これからもどんどん、一緒にあそんでやってください。m(_ _)m

  6. あ、コメント書いてる最中にこーちゃんさんまで。(^^;
    >個性の一言で片付けましょう!!
    それ、いいなあ。(^^;;

  7. >空回りとか滑るのがイヤだちゅーか
    おお、これこれ。これっすよ!
    私はどうも「楽しんでいただく」って概念がよくわかんない人で、そもそも楽しそうに演奏することなんかないじゃん、って思ってるクチです。いや、実は本人、人前でやれるのが楽しくてしょうがないのだが。生意気申してすみません。
    しかし、滑るのはいやじゃ。人事面接とか、営業会議とかでも、重役を笑わせたら「一本とったー」と思う人間なんで。ワシ関西入ってる?
    最大多数に受けようなんて気はさらさらなく、ま、受けることが目的ならブルーグラスなんて選択はないけど、でも完璧に無視されるのもいや、というワガママ者でございます。じゅんじゅんとこみたいに、商店街とか営業とか絶対できないバンドなんでますますビンボー路線だけど、それでもいいの。

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