20年から昔に、パソコン通信というコミュニケーションを生み、育て、共有した仲間たちが、「SAGANO」のお通夜を契機に、久しぶりに集まった。コンピューターが人と人を結び、その関係を発展させるという、インターネット時代のいまでは当たり前のことがまだまだ可能性でしかなかった頃に、“オフミ”など数々の新語を生み出したり、ネットで知り合ったふたりが結婚に至ったりと、数々のエピソードを一緒に作り出してきた仲間たち。もっとも自分たちは、時代を拓いていたつもりなどさらさらなくて、ただ楽しく遊んでいただけだったのだ。
当時は高校生だったヤツが、いまは40前の子持ちになってたり、逆にまったくナニも変わってなくて、当時の老け顔を再認識しちゃうヤツがいたり。帰りのエレベーターの中で、ひとりが言った。「この楽しさを、忘れていた」と。そんな楽しい機会を、通夜などという悲しい契機がなくても作れるように、当時は考えられなかった連絡手段を開設することになった。まあ、某SNSにコミュニティつくるだけのことなんだけど。