今日のサザンビーチ と人として恥ずかしい政府


朝9時の線量は45nGy/h。この24時間、45か46nGy/hだった。いやー、ここんとこずっとグレーの世界だったけど、今日は久しぶりに、気持ちいい色になった海と空である。
それにしても、実にやりきれない思いがする昨日今日。まあ、この政権は呉越同舟を通り越して、実は単なる烏合の衆だちゅーのは、総選挙の前からわかってたことなんで、いまさらなにか新たな感情を持つこともないんだけど、しかし、東日本大震災の一周年追悼式典に出席した台湾代表が、1階の来賓席ではなく2階の一般席に放り込まれ、指名献花からも外されるって、いったいこりゃどういうことよ。まあ、銭金の問題ぢゃないけど、あの地震から一ヶ月後に集計された、世界各国から寄せられた義捐金は、あるデータによるならば台湾130億円、米90億円、韓国16億円、中国3億円だったという。さらに台湾からの援助はその後もとどまることなく、わずか3万6千km2の国土にたった2千3百万人が暮らす国からの義捐金総額は、いまや約200億円という規模に達している。もちろん、カネ出してくれたヤツを大事にしろっちゅーことではないけれど、この篤い心に対するこの冷遇は、なんなんだ。いったい、どこの誰にナニを遠慮しているんだよ。って、そんなの言うまでもないわけだけど。
さらに、翌日の参院予算委員会でこの件を追求された野田首相は「深く反省したい」と陳謝したクセに、さらに今日になって藤村官房長官は”対応に問題はなかった”と首相陳謝をひっくり返しちゃった。ありゃ藤村って呉越同舟の政権党のなかでも野田グループに属してて、なので首相とは呉呉同舟なのかと思ってたけど、こいつら、ホントにわけわからんヤツらだなあ。
それにしても台湾代表の心痛たるやいかばかりか。もちろん彼らは、こんな政府からの感謝の言葉が欲しくて、義捐金を拠出してくれたわけではないだろう。しかし、まあ、寂しいちゅーか悲しいちゅーか、やりきれない思いを噛みしめていることは想像に難くない。ホント、こんな政府を選んだ自分たちを、日本人は心の底から恥じるべきだと思う。

Author: shun

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