今宵の機材

前述のようにピラー脚を動かしたついでに望遠鏡出したので、上に乗っけたのはSXDである。足が出ているとはいえ、架台を3本のヘックスボルトで固定し、電源をつなぎコントローラーをつなぎ、ウェイト軸を伸ばしてウェイトを取り付け、とかやってると結構面倒。まあ、GPDは三脚もウェイトもコントローラーもつなぎっぱなしで、だから軽くはないものの、エイヤと三脚ごと抱きかかえて表に出しちゃえばあとは筒を乗っけるだけなので気軽なのだった。
しかしこのSXDも、DCモーターぎゅんぎゅん回して、グイーンと対象を導入する様は、なかなかにカッコいい。スリット開いたドームに入ってれば、まるでイメージの中にある天文台みたいだ。モーターなどが赤緯体の下側に内蔵されてるので、ウェイトが軽くてすむのも特長。同じ筒を乗せてるGPDの写真と比べると、その差がよくわかる。まあ、浦島状態で事情も知らずに買ったので、これほどまでにノータッチで写真が撮れないなんて思いもしなかったけど、そういう用途のときはオートガイドすれば問題ないし、ステッピングモーターの赤道儀でも写真撮るなら結局はオートガイド必須なわけなので、そう考えれば自動導入の精度も悪くないし、コストパフォーマンスはかなり高い赤道儀なのだった。誤算だったのは、オートガイドができるようになるまで、試行錯誤の1年間が必要だったことか。

Author: shun

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