今月の天文雑誌

5月21日は日蝕である。それも日本のかなり広い範囲が、金環食帯に入っている。そして茅ヶ崎は、金環食帯のどんぴしゃ、ほとんどど真ん中なんである。実は正確にはちょっとだけ南に位置してはいるけど、こんなもん真ん中も同じ。ほとんど均等な幅のワッカが見られるだろう。そんなわけで、天文雑紙も大フィーバーである。特別価格になってフロク付きである。なわけで、今月の天文雑紙を比べてみた。まず星ナビは、日蝕観測用の「日食観察プレート」(写真左下)が付いている。日蝕メガネ買わなくても、この一冊を買えばいいんである。A5版のシートなので、ハサミで切れば日蝕メガネが5枚作れるし、日蝕メガネを3枚作って、残った部分で望遠レンズ用のフィルターを作る、なんてこともできる。なんてオトクなんだ!! まあ、つってもしょせんはフロクのシートだから、平滑性はしれたもんだろう。つまり、ちゃんとエッジがキリリとした太陽の写真が撮りたければ、きっとこれではダメだと思う。しかし、キリッとしたのを撮れるフィルターは1万円超だ。と、考えれば、これはなかなかアリかも。一方、老舗雑紙である天文ガイドは日蝕のことがコレ一冊でほぼわかる「日食観測ハンドブック」(写真右下)がオマケ。メガネはっちゅーと天文ガイドは、先月発行5月号に、日蝕メガネをオマケで付けたのだ。なので気の利く本屋さんなら、ちゃんとバックナンバーも並べているはずである。じゃ、オマエはどうするんだ。わたしはバカだから、こういうフロクが直前の天文雑紙に付くなんて考えなかったので、とっくにメガネもプレートも買っちゃってたのだ。(^^; さらに望遠鏡も使うつもりなので、それ用の減光シートを買ってあるのだ。コレを加工して望遠鏡のフードに付けるつもりなんだけど、その話はまたこんど。

Author: shun

3 thoughts on “今月の天文雑誌

  1. 元・天文気象部員として今回のイベントが楽しみです。
    ちょうど今週末に準備しようと思っていたので大変参考になりました!
    安物のデジカメでもレンズ部にフィルターつければ撮れるものなんでしょうかね?

  2. マスター
    21日の金環日食ではマスター写真を撮りますよね?
    是非、お写真を下さ〜い。
    楽しみにしています。

  3. みなさん:
    もちろん、ワタクシも撮るつもりですが、さーて、どうなることやら。すずきさん、https://www.kinkan2012.jp/ あたりが参考になるかなー。やっぱ雑誌買った方がいいかも。

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