今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は40〜43で推移していたようだ。0.001マイクロの話ではあるけれど、北風の強い日はちょいと高い。0.001だけど、確かにそんな傾向があるように思う。やはり放射性物質は、北から来るんである。って、当たり前か。
規制委が10日に示した新しい規制基準案(産経)は、案の定、現政権の意図を強く反映させたものになった。制御室がぶっ飛んでも、独立して原発の制御や冷却を続けられる第二制御室などは、5年もの猶予期間(東京新聞)が設けられるんだそうな。また、関電が多く持っている加圧水型軽水炉は、格納容器がBWR(沸騰水型)より大きいという理由で、ベントのフィルターまで猶予されるようだ。”規制を厳格に適用すると社会的な影響が大きい”という理由らしいが、影響が大きいのは社会的なことではなく、電力会社あるいは産業界にとって、ということである。
で、5年の猶予ってこたー、その点に関しては新しい安全基準を作ったにも関わらずフクイチと同様の安全性のままで5年動かしてもいい、ということなわけだが、その5年間にナニも起こらないと言えちゃうって、ものすごい度胸があるよなあ。ワシなんて、明日のことさえさっぱりわからないわけだが。その5年というのは、どういう根拠なんだろう。もちろんそれは電力会社の準備期間、あるいは基準をないがしろにするための時間なんだろうが、その5年の安全は、誰が、どういう根拠で担保してくれるんだろうか。ついでに、産経と東京新聞の記事の違いにも注目(笑)。

Author: shun

3 thoughts on “今日のサザンビーチ と今日の放射線量

  1. 第二制御室ですか、先日、といっても2月ですが横須賀で戦艦三笠を50年ぶりに見てきたのですが、第二操舵室がありましたな。
    ただ艦橋ならぬ司令塔の2階と3階にあるので十分な冗長性があるかはちょっと疑問です。
    ちなみに3階の屋上は戦闘指揮所になっていて、デューク東郷ならぬアドミラル東郷がずっと立ってたわけですから、司令塔に直撃受けて倒れたら、役立たずになってたはずです。
    この時代 既に統合射撃管制をしていたので 各砲独自判断で砲撃せよというのは 主砲に関しては無理です、たぶん。
    残念ながらというか 幸せなことにというか、日本海海戦の同じ年に、そんな事態が起きる前に呉で爆沈してしまうのですが。
    そして二度と旗艦の座に返り咲くことはなかったんです。

  2. 婆裟羅大将さん:
    そりゃーもう、被弾するのが大前提ですからね。誰が倒れたら、次は誰が指揮を執るとか、厳密に決まってる世界ですし。逆に言うと原発がそれだけ設計が甘かったっちゅーことでしょう。事の重大性を理解していなかった。
    三笠の戦闘指揮所って、屋外(笑)なんですよね。足跡マークに笑いました。

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