今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間はずっと40で推移していたようだ。規制委の新規制が施行されて、まだ新しい原発は再稼動を目指したり、老朽化した原発は廃炉が選択されるなど、当然の取捨選択が行われるものだと思ってたわけだけど、そして経産省などが廃炉のための会計処理などを検討しているわけだけど、現在のところ、すべての電力会社は、すべての原発を動かすつもりのようだ。しかも新規性は抜け穴だらけのようで、40年使った原発を、20年延長できるなんて話もある。そのへんの真の理由は、実は単に、電力会社に廃炉するカネがないんだと思う。つまり、面倒ななんだかんだを、これまでずっと先送りにしてきたし、今回も先送りしたいんだろう。つまり、あれ? 40年で貯まってるはずの廃炉費用、でんでん足りないぢゃん、というわけである。
原発の耐用年数は建前40年で、なので廃炉費用は電気料金に乗っけて徴収し、40年間かけて積み立てることになっている。仮に30年で廃炉になったら、積立金が10年分不足する。で、今回経産省が検討している会計処理は、そのへんを分割にできたり、いきなりぶっ飛んだ資産を一括で処理しないですむようにしたりというものだったわけだけど、それにもかかわらず電力会社が廃炉を検討しない。そして現実に、営業運転開始から40年をとっくに超えてる関電美浜1、2号機や日本原電敦賀1号機なんか、現実に積み立て不足が生じている。話が違うんである。
わしらが40年かけて払ってきた廃炉費用がいったいどこへ消えたのか、電力会社はハッキリ説明する必要がある。再稼動なんてのは、それからの話だ。

Author: shun

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