今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は39〜40で推移していたようだ。まるで鬼の首を取ったかのように、相変わらず続く朝日バッシングだけど、原発問題などに取り組む弁護士9人が、「吉田調書」報道の記者を処分しないよう、朝日新聞社に申し入れたそうな。もちろん仮に今回の”お詫び”が、もっと大所高所からの押しつけだった場合、現場の記者たちが萎縮して報ずべきことさえ書かなくなったりする恐れもあるわけだけど、今回の吉田調書報道に関して言えば、ワシも書いたけど

「命令違反で撤退」したかどうかは解釈・評価の問題です。吉田所長が所員に福島第一の近辺に退避して次の指示を待てと言ったのに、約650人の社員が10キロメートル南の福島第二原発に撤退したとの記事は外形的事実において大枠で一致しています。同記事全部を取り消すと全ての事実があたかも存在しなかったものとなると思料します。
—「吉田調書」報道記事問題についての申入書から転載
ってことなのだ。何度も書くように朝日のチョンボは見出しによるミスリードであり、吉田調書の事実は変わらない。なのに朝日の報道を叩くことによって、そして朝日が謝罪したことによって、一連の出来事がまるで”なにもなかった”かのように印象づけられていくのはどういうことだ。
あの記事を読んで、確かにワシも日記で”命令に違反して現場から逃げ出していた”と書いた。ワシの読み方も甘かったんだろうが、確かにあの記事はそういう印象を受ける記事だったと言うことだ。しかし同時に、”東電が大量被曝の恐れがあるドライベントを検討しながら政府が”情報統制”してたこと”、”吉田調書を規制委の田中俊一が「読んでいない。知らない」と明言していること”、”吉田調書を菅官房長官が明確な理由もなく「公開しない」と強弁していること”も日記に書いている。さらに、そもそもそんな原発事件の基礎的な調書であるはずのものが世に出ることが「スクープ」だったことの不思議も、吉田調書を受けた一発目の日記に書いている。問題は、東電の職員が命令に違反して逃げたかどうか、なんていう些末な話ではないのだ。
朝日はふたつのことを謝罪したけど、その謝罪の方法はふたつとも間違っている。吉田清治の方は、その著書を引用したことだけを謝罪し、本来の慰安婦の存在に関する姿勢を謝罪していない。それどころか、問題の全体は間違っていないと当初の主張を希釈・拡大しながら開き直った。一方の吉田調書の方は、見出しのミスリードのみを謝罪し、事実の報道としては間違っておらず、引き続き吉田調書が隠された裏事情を追求したり、原発行政を叩き続ければいいものを、なぜか謝罪のポイントを敢えて曖昧にし、原発報道全体をトーンダウンさせている。これはやはり朝日の本質はなにも変わっておらず、ただ原発に関してだけは、朝日が萎縮するだけのある圧力を喰らっている、と見るべきなんだろうな。

Author: shun

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です