今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
先だってロボット(ただのリモコンカメラだと言うと思うが)を炉に入れて、やはりそこに燃料はなく、それどころか思いもしない低線量(あれでも)に、こりゃ溶け落ちた核燃料ははるか下だな、てなことがわかったわけだけど、それでも当初の予定通り、政府は2021年度中の燃料取り出しを考えているようだ。
もちろん、そんなことができるとはとても思えない。記事でも、見直しが迫られるだろうなんて書いてるわけだが、しかしそもそも政府の廃炉・汚染水対策チームってなんだろうと思ったら、ただの各省庁の副大臣が集まるだけ。チーム長は茂木経産相で、最新の会合には、例の路チュー中川郁子政務官なんかも出ている。しかし肝心の専門家、とは言えないな。関係業界系の人間では、もんじゅで転んでる原子力機構の新理事長と原賠機構理事長と、東電の社内カンパニーである廃炉推進カンパニーの最高責任者が出席しているようだ。まあ、中川郁子が原発の構造を理解してるとも思えないし、実質的なことは事務局会議で進めてて、チームの会合はただ事務方からの報告を聞くだけなんだろう。と、こんどは事務局会議の出席者を見ると、学者から官僚、原子力や電力関係団体から東芝、日立、三菱の原発メーカーまで、そういう経産省系の人たちがズラリなのだった。

Author: shun

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