今日のサザンビーチ じゃなくて排水溝と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は39〜43で推移していたようだ。ピークは昨日9〜10時と今朝6時。
雨がすごいことになっている。台風だった低気圧と、東から接近する台風17号に挟まれて、小笠原南端あたりから北海道まで、1000kmを超える強い雨雲が列島を南北に縦断。強い雨を降らせているのだ。
で、これは某マンション(笑)の、バルコニーに降る雨を集めたパイプと、このあたりの屋上に降る雨を排水溝に流す側溝と、その堰である。このマンションの設計者がどのくらいの雨量を想定したのかはしらないが、とりあえずこのくらいの雨でも、水が溜まって堰を超える気配はない。それにもし、想定を超えて雨が降ったり排水溝が詰まったりして水が堰を超えても、それはただの雨水であり、堰を超えても雨水は建物を伝ってマンション敷地へ流れ落ちるだけである。
しかしもし、この左側の雨水が、放射性物質で汚染されていて、右が海だったら……。
ワシがもしこの管理者なら、もう、雨がこわくてこわくてしかたないだろう。堰の高さなんか、過去の最大雨量の倍から降ったって大丈夫なくらいにマージンをとった高さに設定し、安全マージンの上にさらにマージン積み重ねた強度にするだろう。排水溝だって、もし詰まったらえらいことだからもちろん複数用意するだろう。その上で、全部の排水溝がダメになるのが怖くて、予備の排水ポンプも用意するだろう。天気予報に絶えず気を配り、雨が降るぞと思ったら堰をチェックし、排水溝を掃除し、ポンプも用意して試運転するだろう。そして雨が降ってきたら、なにが起こっても対処できるように、24時間つきっきりで監視するだろう。
東電は、なにもしない。一切しない。そしてあとから、どうやら堰を超えて汚染水が海へ流出したらしい。原因はコンセントが抜けてポンプが止まってたらしい。流出量は不明だ、とかしれっと報告して、それで終わりである。これで許されることもともかく、現場のヤツの危機意識のあまりの低さが、ワシには信じられないのだが。

Author: shun

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です