デマ詐欺blogの跋扈と、アタマの足りない義憤チャンはどうにかならんのか。

このblogって以前から基本的に政治宗教やらの話題は避けてて、原発事件以降は原発がらみのことは書くけど、それ以外のその手のネタはやっぱり避けてるわけだけど、今日は久しぶりに書いちゃう。もしかしたらホワイトバンドのネタ以来か。

いやね、こういう輩、何とかならんもんかね、という話だ。アフィリエイト張りまくってSEOだけ考えたblogで、「日本赤十字社は義捐金から67.3%の手数料をとる」とかのデマを流す確信犯ども。事実がどうかなんかどうでもよくて、とにかく扇情的なネタでクリック数稼いでカネさえ儲かりゃよくてやってんだから、ある種の詐欺みたいなもんだ。こいつらが一義的に悪いのは言うまでもない。しかし、そーいうのを目にすると、調べもせずにシェアする上っ面義憤ちゃんが、ワラワラ、TwitterとかFacebookで湧いてくるのはなんだかなー。これって、自分はいいことしてるつもりなんだろうが、実は詐欺師の片棒担いでるようなもんだって自覚あるのかなあ。ないからやってんだよなあ。リッパな共犯だと思うんだが。
義憤に駆られてシェアする手間暇かけられるなら、なんで日赤のwebくらい見ないのかな。ワンクリックで“日本赤十字社にお寄せいただいた「義援金」は、被災県に設置される義援金配分委員会に全額送金”という記述を見つけられ、日赤が陰謀でもはたらいてない限り、そのblogがデマサイトだとわかるんだが。まあ、つまりはその程度の疑問さえ持てないアタマしか持ち合わせてないか、あるいはググって確認する程度の手間さえかけないような連中だっちゅーわけだが、そういう輩でもエラソーに社会的なコメントを発信できちゃうSNSって、結局、世の中の雑音を増やしただけだったりするんじゃないのかなあ。

まあ、試しに「日本赤十字社は義捐金から67.3%の手数料をとる」ってワードでググってみてほしい。おっそろしい数のblogがヒットする。たぶんその何倍もの数が、Tweetされ、あるいはシェアされてるんだろう。ホントどっちも刑法かなにかで取り締まれないもんかなあ。なんかの条文に触れてもおかしくない犯罪だと思うんだが。そういう法律がなければ立法化希望。

Author: shun

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