上野のKモータース


小林ゆきさんのblogで知ったんだけど、自己破産したそうな。一時は社長がド金持ちとして、城のような旅館のような自宅と一緒にTVで紹介されたりしてたけど、そんなことになってたのねえ。
思い起こせば高校生の頃、読んでたバイク雑誌の読者投稿コーナーには毎月のように“上野のKモータースで騙されました”ってのが載ってたなあ。たとえば走行たった3000kmのCB250セニアがあるというからカネ払ったのに、受け取りにいったら、モノはドラムブレーキのエキスポートで走行は5万km超えてた……、なんてのはまだいい方で、へたすりゃ10年落ちボロボロのCD250だったりするという。で、当然文句言って交換や返金を要求すると、恐い人たちが出てきて……てな話ばかり。バイク雑誌としては広告もらってる手前、匿名で読者の声を紹介する程度の対応しかできなかったんだろうなあ。一時は何店舗あったんだろう。20以上のKビルがそびえ立ち、上野のバイク街はまるでKタウン状態になっちゃって、社長は豪華大浴場がいっぱいある家に住んじゃってたけど、それもこれも、地方から金の卵として集団就職してきた、いたいけな少年たちの血と汗と涙を思う存分吸い取った結果だったのかもしれない。
やがて上野がまるでKタウン状態になると、さすがに社会性ある企業です、ってな顔もしはじめたようだけど、それでも売ってる商品ときたら、某県で作ってるMADE IN ITALYのダイネーゼ(笑)とか、四国で作ってるMADE IN ITALYのガエルネ(笑)だとか、そんなホントか嘘かわからないモノばっかになって、さらに同じ工場でほっとんどパクリデザインの自社ブランドまで作らせてたり。確かにモノの割にはすげー安かったけどね。で、バイク雑誌といえばこれまたカラーで何ページも広告打ってもらってる手前(以下略)。
そうかー。最近までハーレーのカスタム雑誌にさえ広告打ったりしてたけど、とうとう破産したのねえ。上野バイク街の終焉というか、ワタクシ的には悪事は必ず滅びる、ただし時間がかかる、ってな印象かも。
なお、写真はあくまでも、昨日買い換えたケータイのテストです。本文に一切関係ありません。(^^;;;

Author: shun

4 thoughts on “上野のKモータース

  1. 写真のバイク、いいですね。
    上野のあそこって、そういうことでしたか。
    上野・坂本口でしたっけ、入谷口でしたっけ、通るたびに目をパチクリしたものて゜した。

  2. 広告を飾っていた社長の、いかにも「善人ではございません!」ってな顔が印象深かったなぁ(w
    純正パーツ館(センター?)だけは、重宝だった。
    んで、そのフェザー欲しい。くれ。。。金は、ない。

  3. へー、そうだったんですかー。
    田舎でも雑誌の通販でよく見てましたよ。
    ダイネーゼのばったもんのツナギ私もみていましたよー。なんだっけプリカーナだっけ? 名前。
    レプリカってことかい! (^^;)
    類似品が山ほどありました。なつかしいなぁ。
    悪い評判もたくさん聞きましたが、一度も行かず仕舞いでした。

  4. ちゅうすけさん:
    もちろんこの日記は、あくまでもワタクシの主観で描かれております。(^^;;;
    mootさん:
    いやあ、そういう人たちの雇用という意味では、社会性あったのかもしれない。顔で判断したら、あーた、あなたもわたしもそこのあなたも以下略。
    syu1さん:
    いやあくまでもこの日記は、ワタクシの個人的主観で書いております。(^^;;
    プリカーナ。なつかC。カミサンが昔ツナギを着てたような気がします。(^^;;;

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