ひとりがギター弾いて、ひとりが唄って、たまーにほかの二人がコーラスして、あとはパーカッションと手拍子だけ。なのに、なんなんだこの圧倒的にぶ厚く、ガシガシの迫力で押し寄せてくるサウンドは。フラメンコロイドの音楽は、ただのフラメンコミュージックでもカンテでもなく、もう、フラメンコロイドという範疇の、独自のサウンドなのだ。でも、それでいながらどこか懐かしくて、まるでいま、スペインのどこかの町の、薄暗いタブラオに紛れ込んだような、不思議な気分になっちゃえるのだ。行ったこともないのに。
DON'T TRUST UNDER 65 ;-)
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